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〒573-1137 大阪府枚方市西招提町2198番地

当院の医療機器について

CT16列(コンピュータ断層撮影)

当院では、「認知症」「うつ」「統合失調症」など様々な中枢神経疾患の形態画像による検査・診断を行う目的を主として、CTを導入しております。

脳にエックス線を照射し通過したエックス線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理することによって脳の内部を画像化し、脳の状態を調べます。認知症の診断では、脳の形を調べるCT画像やMRI画像が使われます。

また、脳のCT画像によって脳全体の萎縮の確認、あるいは、記憶をつかさどる海馬の萎縮などが見られる場合、アルツハイマー病の疑いがあると判断されるなど、CT画像から深刻な状況も早期に発見することが可能となります。

認知症の診断は、専門医療機関以外では診断が難しいとされています。少しでも「おかしい」と感じられる場合は、当院で受診していただき、専門医の指示のもとCT撮影による診断をおすすめしています。
また、不安な状況や疑いがある場合は、定期的にCT検査を行うことも可能ですので、担当医師にご相談ください。

脳波計

脳波検査とは

脳が活動することで、脳の中には微弱な電気が流れます。
この電気を頭に電極を付けて波形として記録するのが脳波計です。脳の働く状態や、損傷や空洞の広がりなどの異常が無いかを確認することで注意力や認知能力を調べることができます。
脳波検査は治療経過の判断に欠くことができない検査です。
外来通院では数ヶ月に1回、入院中は状況によって1ヶ月に1回から2回の検査を行います。

検査時間について

検査時間は準備時間を合わせても30分~60分ほどで終了しますが、薬を使って眠る必要がある場合は、眠るまでの時間が必要となります。担当医師の指示に従ってください。

検査時の注意事項

  • 睡眠薬を服用して検査をした場合、覚醒後に副作用でフラフラすることがあるので、できるだけ付き添いの方を一緒にご来院ください。
  • ご本人が車を運転しての来院はお避け下さい。
  • 検査の当日は、整髪料などを避け、頭皮は清潔な状態でご来院ください。(検査時、頭皮にクリーム状のペーストを塗って電極を装着し、検査後、洗髪していただきます)
  • 検査前日は、睡眠制限をしていただきます。
  • その他、詳細は、患者様の状態によって異なりますので、担当医師の指示に従ってください。

超音波診断装置(エコー)

超音波検査は超音波を用いて体内の状態を調べる検査です。体内に超音波を出し、それによって戻る反射波(エコー)をコンピューターで処理して画像にします。
その画像から病変の存在、大きさ、形状などを確認して診断を行います。検査の際の痛みや放射線の心配もなく、安全な検査となっています。

一般撮影装置

いわゆるレントゲンを撮影する装置です。レントゲンは、体内を通り抜けたX線が体内の内部の状態をフィルムに焼きつけることで、レントゲン(X線)写真が撮影されます。
一般撮影はCTやMRIなどに比べて撮影時間も短く、救急時に素早く状況を判断する必要がある際にも役立ちます。

検査時の注意事項

  • 撮影時に息を止めることが必要な場合があります。担当の放射線技師の指示に従ってください。
  • 妊娠中やまた、その可能性のある方は検査前に必ず医師、または、放射線技師に申し出て下さい。

心電図

手首、足首、胸に電極を付け、心臓が収縮を繰り返すときの電気の流れを波形として記録する検査で、心拍数の測定も同時に行います。
心臓のリズムが一定かどうかで不整脈の発見に繋がったり、心臓周りの血管が詰まったり、細くなったりする虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)など様々な心疾患の可能性を確認します。

心電図

いずれの医療機器の必要性も担当医師の指示に従ってください。特に心配なことや不安なことがある場合も、担当医師にご相談ください。

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